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13.08.28《たなか雄一狼プロフィール Vol.5》

気になる、たなか雄一狼氏のプロフィール連載。
本日、第5回目です!
 
《たなか雄一狼プロフィール Vol.5》
古い友人に誘われ音楽を始めました。
ラップです。
 
クラブで働きました。
特に腕っ節が強いわけでも無かったのですが、
趣味程度に練習していたキックボクシングのハッタリで、
仲間と共にセキュリティーという用心棒のような仕事に就きました。
簡単に言うと店内で喧嘩をした客を、外に放り出す役割です。
相手が多勢なうえ凶暴で、危機を感じた事もありました。
今から思えば時給1000円にも満たない額でアホな事をしてたなと思います。
 
その仲間達とバンドもやっていました。
なけなしの金で船旅をし、沖縄にも行きました。
海で知り合った退役し本国に帰還待ちの米兵の黒人アジーと意気投合し、
大阪に戻る予定を変更した宿泊先の無い私達を
基地の中に泊めてくれ1週間ほど世話になりました。
基地の中はアメリカで、スーパーからボウリング場まであり、
沖縄の旅先でアメリカにワープしたような感覚になり、
若い私たちは大興奮でした。
 
その後、そのアジーを頼りに私と友人の二人はアメリカに行きました。
正確に言うと私が渡米する前に、
アジーが大阪の私の実家に1ヶ月程滞在していました。
それから私達が渡米の予定となり、
どういう経緯でそうなったのかは記憶にありませんが、
私たちの滞在先としてアジーが短期間アパートを自腹で借りてくれて、
二ヶ月ほどそこで楽しく過ごさせてもらいました。
アジーにアパートの家賃を払ってもらっている上、
クリスマスか何かのプレゼントとして、
私達はNBAの観戦チケットを要求しました。
英語もろくに話せない私たちとアジーは、
互いにニックネームかニガと呼び合い
「ギヴミーNBA プレゼントNBA ウイ ゴー NBA ニガ」と
非礼極まりない要求を執拗にしたのを覚えています。
文句を言いながらもチケットを買ってくれたアジーです。
おそらく、彼の退役軍人としての退職金のようなものを
私達は食い潰していたのだと思います。
今から思えば、本当に申し訳ない事をしたなと思います。
それと同時に何故アジーは厚顔無恥な私達に、
あれ程尽くしてくれたのか不思議でしかたがありません。
ですが、何かしらのアジーなりの恩返しだったのかな?と解釈しています。
私は“国民性”より“個人性”という感覚をその時に知りました。
それ以外の記憶は、ほぼそのアメリカ滞在中の期間私達は酩酊状態であったため断片的にしかありません。
記憶が無いというのは、私の幼稚園時代と同じですので、
すなわちその時期の私は幼稚園児時代と同じ程度の知能であったのであろうと思われます。
 
(つづく)

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