ニワトリ★スター 最新情報
13.08.27《たなか雄一狼プロフィール Vol.4》

ご好評いただいております『ニワトリ★スター』の著者、たなか雄一狼さんのプロフィール連載、第4回です!
 
《たなか雄一狼プロフィール Vol.4》
23歳の頃です。
 
その時期からロックンロールが始まりました。
転がる石ころのようにコロコロと転がり始めたのです。
 
厨房という限られた世界で一生を過ごせない己を感じたからです。
 
踊り子の女性と知り合いマネージャーという胡散臭い肩書きで、
全国のストリップ劇場巡業に同行しました。
 
地方劇場の裏方である照明ライティング担当の初老男性と
劇場の裏口の小さなスペースでよく世間話をしました。
 
「俺も昔は映画監督になりたかった」と
微笑みながら語ってくださった事が印象に残っています。
 
踊り子の女性は、通常のダンサーではなく裸体で舞う本職でした。
 
ある意味、女性としての一線を超えた世界で生きる彼女でしたが、
照明へのこだわり、衣装、選曲への執着心など、
踊り子という職人がいる事を知りました。
さびれた劇場に流れる“音ではないブルース”を感じる事に気付きました。
気が付けば、お互い別々の道を歩いていました。
 
(つづく)

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